プレスリリース
2023年4月10日
太陽光のメンテナンスの必要性
太陽光発電によるメリットを享受するためには、導入だけでなく運用中のメンテナンスも必要です。定期的な点検を怠ると、不具合に気付かないままになる可能性があります。経済産業省はメンテナンスの実施を求めており、システム点検の必要性をしっかり理解する必要があります。
点検は、あらかじめ定められた基準に則って実施され、安全な状態で運用できるようにします。この点で、車の定期点検や車検と同様の役割を担っていると言えます。
定期的な点検を怠ると、故障や不具合に気付かず放置してしまう可能性があります。具体的なトラブルの例としては、太陽光発電パネルが発熱してバックシートが焦げたり、バックシートが腐食・剥離していたり、太陽光パネルが損傷していたり、架台がさびていたり、バイパスダイオードが故障しているなどがあります。太陽光パネルをはじめとする機器は、日常的に目視で状態を判断できるわけではありません。住宅用は屋根上に設置するケースが多いため、落雷による被害や外的影響による太陽光パネルの損傷なども気付きにくいと言えるでしょう。発見が遅れると、状態が悪化して稼働不能になったり、修理費用がかさんだりといったリスクにもつながります。
メンテナンスの必要性を理解するためには、経産省が推奨する保守点検の内容も確認しておく必要があります。FIT制度(固定価格買取制度)の改正に伴い、電気事業法で定められた技術基準に適合しているか、民間団体の保守点検ガイドラインに従っているか、保守点検や維持管理計画の策定などが推奨されています。これらは全て義務付けられているわけではありませんが早いうちに対応策を講じておく必要があります。
#純友電工